パパとママのヒミツ♪

「ねぇ、あたしたち泊まる部屋、2階だから階段のほうがいいんじゃ」
「だまって着いてくりゃ分かるよ」


そう言ってエレベーターに乗り込んで押したボタンの数字に驚く。

「え・・・?最上階?」

・・・・・確かこの前調べた時に

ここのホテルの最上階ってスイートだった気が・・・

「ねぇ、想!ここの最上階って」
「少し黙ってろ」

そう言われてまた唇が塞がられる。

甘く

とろけそうなキス・・・

その間にもエレベーターはどんどん上にあがっていく。

誰かに見つかったらまずいのに
こんなところ見られたらいけないのに

それでも想のキスは気持ち良くて

もう何も考えられなくなる。


やがて

チン!!

という音でエレベーターが開いて、部屋までへと急ぐ。


カードを少し乱暴に差し込み、
ドアが開くとあたしを先に入れてドアを乱暴に閉めた。


と、同時に

「ん、想?」
「言ったろ?俺にも限界があるって。今ここで教えてやるよ。体でな」

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