パパとママのヒミツ♪
くるりと反対を向いた想が
ちゅっ
と小さなキスを落として
「俺以外のヤツの前でんな格好すんなよ」
憎たらしいほどカッコイイ笑顔であたしに囁いた。
「鍵、取ってくるね」
俺の言葉に顔を真っ赤にさせながらメイはリビングへと入って行った。
・・・・
本当にこれでいいのか
いや
それとも正直に言ってしまった方がよかったのか
「さて、どうしようか」
答えが見つからないまま大きくため息をついた。
