パパとママのヒミツ♪
「お前は俺だけを好きでいればいい」
抱きしめられた胸から伝わる温かい体温。
想の甘い囁き。
それだけであたしの体はどうにかなっちゃいそうだよ。
「想は?」
分かってるけど聞きたくなるのはどうしてなんだろう?
返ってくる言葉が分かってるのに
つい聞いて確かめたくなる。
想はあたしのこと・・
「好きだよ」
その言葉に喜んだのもつかの間、
今度は首筋に甘い痛みが走った。
「んっ」
「しるし、つけといたからな」