パパとママのヒミツ♪



「失礼しました」



バタンと静かにドアを閉めて歩き出す。




おじい様の言葉に何も言い返すことなんてできなかった。


それどころか

心のどこかで思っていた事を言われてしまった。





想はルックスだけじゃない

頭もいいし
スポーツも万能。

将来も有望だし


本当はきっと


あたしとは別の世界で生きていく人なんだって


心の奥で思っていた。


< 156 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop