パパとママのヒミツ♪
そうは言っても
どうしてもさっきのおじい様の言葉が頭から離れない。
こんな事、本当は思いたくないのに。
今のあたしは自信を持って言うことなんかできない。
「あなたの気持ちだけでそう簡単にいくと思う?
・・私はあの人の傍にいるためなら何でもするつもりよ」
「何でも?」
「そう。たとえば、あなたの娘の花ちゃん。」
え・・・
「・・はな?花をどうするつもりなんですか」
そんな
そんなことまでするつもりなの?
「花に手を出したら・・・あたしあなたを許しませんから」
「たとえばの話よ。私にはそれだけの事をする覚悟があるってこと。
だからあなたも早く想を私に返してね?」
「私が犯罪者になる前に」