パパとママのヒミツ♪


「そんな。私が言ってもあの方が困るだけよ」

「でも、ずっと好きだったんでしょ?おじい・・康哉さんが。」

「・・・・」

「悩んでるくらいならはっきり言った方がいいよ?」

「でも、私とあの方じゃ」

「っせーな。好きなら好きってはっきり言えよ。
年の差や身分なんてそれからだろ?」


「さくらくん。僕は何とも言えないけど。
君が父にとってとても大切な存在なのは
今でも変わらないと思うよ?」



想のお父様がさくらさんの肩を優しく叩く。



「・・私、気持ちを伝えてきます。」


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