パパとママのヒミツ♪
そう言ってあやめちゃんが指差したのは観覧車。
「お、いいじゃん♪行こうぜ?」
「え?」
そう言って高橋くんが自然と私の手を引っ張ってくれる。
今日、ほとんど高橋くんは私と一緒にいてくれた。
こんなことされたら
私、誤解しちゃうよ?
高橋くん
私のこと好きなんじゃないかって
勘違いしちゃうよ?
「ほら~行ってらっしゃぁい」
「きゃっ」
ポンとあやめちゃんに背中を押されて観覧車に乗りこむ。
窓から手を振るあやめちゃんとメイ。