パパとママのヒミツ♪


「想・・」

「なるようにしかならねぇんだから。
それに・・必ずしもアイツが大木の運命の相手かどうかなんて分からねぇだろ?」

「そうだけど」

「もしお互い本当に必要で、この先何があっても忘れられねぇなら・・
必ず結ばれる」


・・そうなのかな?


「ま、お互い両想いだったらの話だけどな。でもまぁ」

「え?」

「いや、別に?ほら、分かったらさっさと教室に戻るぞ?」

「え~!お義母さんに会いたかったのに・・」

「んないらねぇよ。」

「そういえば・・今日、あやめちゃんも休みだよね?」


せっかくあやめちゃんにこのことを相談したかったのに


「あ、あぁ。メイ、お前今日先に帰ってくれないか?」

「?別にいいけど・・なんか用事?」

「まぁな」

そう言ってくしゅくしゅとあたしの頭を撫でる。

「ちょっとせっかく朝とかしてきたのに!!」


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