パパとママのヒミツ♪
正直今までそんな風に言ってくれる人はいなかった。
若いからってだけで
変な目で見られたり
軽蔑のような眼差しで見られたこともあった。
だからこの言葉がすごく嬉しくて
初めて他の人から認められた感じがして
胸がとても熱くなった。
「それじゃあ、またね?」
「はい、これからもよろしくお願いします!」
キレイなママさん、流くんのママと別れて
あたし達は再びスーパーへと足を進めた。
今日は本当にいい日だ。
あんな風に言ってくれるママさんにも出会えたし。
なんだか少し
ママとして自信がついたような気がする。
「花、流くんとこれからも仲良くね?」
「うん♪」