パパとママのヒミツ♪
そう。
病院での冷ややかな視線。
まるであたしには子供を産む資格なんて
ないとでもいうような態度。
「それでも彼女は懸命にこの世に小さな命を産んでくれた。」
それは想がいてくれたから
あなたが
あたしと花を守ってくれたから。
だからあたしは頑張れたんだよ?
「彼女・・いや、女の人ってすごいなって思った。
子供を守る力は16歳の母親でも
30歳の母親でも変わらないって。」
メイ知ってるか?
俺がどんなにお前を尊敬してるかってこと。
お前をどんなに大事に思ってるかってこと。
「未成年で産んだからって何なんだよ。
んなに注目を浴びることなのか?
珍しいことなのか?
俺からしたらそんなん何も変わらねぇんだよ。」
幾つで産んだって
幾つで母親になったって
何も変わりやしない。
子供を全力で守る
それができるなら
幾つで親になったって同じだろ?
ただ唯一必要なのは
その覚悟があるかどうか
だろ?