パパとママのヒミツ♪
「どこって、先生に呼ばれて。」
「へぇ~。そう」
本当は違う。
違うんだよ?
本当は助けて欲しい。
あたし、高橋くんに脅されてるって
想に今すぐにでも言いたい。
でもそれを言ったら、きっと何もかも修復できなくなる。
あたしも想も
学校を卒業できなくなるかもしれない。
高橋くんの要求を聞いてそれで言わないと約束してくれるなら
想に言わずにあたし一人で解決したい。
そう決めたの。