three days
昼食も終わり、二人でそよ風に吹かれながら、座っていた。



“ザッ……” 

颯太が土手の芝生の上に
寝転がる音だった。


「前もここで、こんな風に空を見ていたことがあったんだよな…。」


懐かしそうに言った。


「そっか…。今日みたいに天気のいい日だったら、ずっと空見ていたくなるね。」 


それくらい青空も綺麗で、木漏れ日もキラキラまぶしく輝いていた。
< 43 / 85 >

この作品をシェア

pagetop