合計5日の非日常。
久遠は私の目だけを見ていた。
久遠の目に、私の顔が映る。


「俺は…お前が好きだ。」


「…え?」

「俺がお前を好きなんだよ。他の奴等が俺に好意寄せててもな、俺が好きなのはお前だけなんだよ。…わかるか?」

「いや、え…?」

「だから!俺が勝手に惚れてんだから、お前が気にすることねーんだよ!黙って隣にいろ!」

「…久遠…。」

「わかったな!」

久遠はそう言って、私から手を離し、立ち上がった。

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