合計5日の非日常。
そんな話をしながら、靴箱に着いて、自分の靴をとろうとすると、何やら靴の上に白い封筒が置いてある。

「何でしょう、これ…。」

史佳は靴を履いて、私の手の封筒を覗き込んだ。

「あ、ラブレターじゃない?今時古風だねえ。」

「そんなっ…!」

「いいから開けてみなよっ!」

私も史佳も何となくドキドキしながら封筒を開けた。

ワープロ打ちされた素っ気無い文字。

私と史佳はそれを見た瞬間固まった。

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