合計5日の非日常。

「こんな奴の言うことに従うわけないだろ？」

「…マジで？」

「久遠…私はな、その…お前の…愛…もな、心強いんだぞ。」

久遠は私を抱き締めて、「良かったぁ…。」と安堵していた。

…言わないって決めてたのにな。

そう思って苦笑いしつつも、私は久遠の腕に抱かれたまま身を委ねてやることにした。