合計5日の非日常。
「てめぇ、肘打ちくらいで痛がってんじゃねえよ。周りが気にすんだろうが。」

「おまっ…!」

私は久遠から離れて、史佳と共に自分の席へ戻った。

史佳は私の肘打ちを見ていたようで、ケラケラ笑っていた。

あの本気の殴りから、史佳は変わったなあ。

やっぱ最後は拳と拳の和解なんだよね、と私は一人納得していた。
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