身代わり 片思い恋愛
♪カランコロン♪ ドアベルが鳴って 『いらっしゃいませ。』 店長と、バイトの子の声が響く。 店内を見回して私は、戸惑った。 1番会いたくて…でも会いたくない人… ウサ雪がいた。 『こんにちは、宇佐美クンも、 愛里と待ち合わせ?』 私、ちゃんと笑えてるよね。 『あぁ、サクも座れば』 『うん、有り難う。』 私は、 ウサ雪の斜め前の席に座った。 『ご注文は?』 『ジンジャーティーを…』 『かしこまりました。』 ウエイトレスが去ると、 2人の間に沈黙が続いた。