身代わり 片思い恋愛
『葵は、私の妻ですよ。』                  『でも…高校生ですよね…』                 『そうです。でも、16歳なら女性は結婚出来ますしね(微笑)』                 『葵さんでしたっけ?の親御さんは よく許してくれましたね。』               『葵の父親とは同級生でしてね。“娘を頼む。”って、言われてしまいましたよ(苦笑)』                    『そうなんですか。』                    『疑問は、無くなりましたね。 では、話を戻して三瀬さんの件ですが…            宇佐美さんは、彼女の事を      どう思ってるんですか?』               『サクは、ずっと、友達でした。だけど、最近、変なんです。  俺…サクを独占したいんです。 これってやっぱり…            恋なんですかね。』               『その答えは、宇佐美さんご自身が出さなければいけないんですよ。』
< 29 / 66 >

この作品をシェア

pagetop