身代わり 片思い恋愛
『サクっ!!』                        愛里の方を見ると、      私めがけてブーケが飛んできた。               でも…キャッチしたのは…     私の隣にいた雪ウサだった。               どうして???                       私のブーケ…雪ウサが…      キャッチしちゃうのよ(泣)。               私は、雪ウサを睨み上げた。                 私の視線に気付いた雪ウサが、                『欲しいか?』                       『いらない。』                       『やるよ』                         って、ブーケを強引に私に押し付けたんだ。                         『仕方ないからもらってあげるわよ。』                           なんて憎まれ口をたたいて、  雪ウサからブーケを受け取った。               でもほんとはねっ、めっちゃ嬉しくってドキドキが止まらないよ。
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