ペネトレイト・エンジェル
「なんだぁ…!?、ありゃ?」
 部隊の誰ともなくが、同じような事を呟くなり思った。

 高速で接近する『ソレ』は、どう見ても『巨大な羽の付いたサッカーボール』にしか見えなかったのだ。

 しかし、事実と噂を知っている者は別の言葉を呟いた。

「あれが、エンジェル・エッグか!」


 転送されたマップデータのラインを越えた時、サッカーボールの表明が弾けた。
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