ペネトレイト・エンジェル
当然な疑問に、ムツキは『げんなり』とした顔で答えた。
「先に始末書を書いて出してたんだよぉ…、また…、やっちゃってさぁ」
ムツキの言葉を聞いて、アーサーは『またか』といった顔をした。
「お前も、懲りないねぇ〜、…今月に入って何本目よ?」
アーサーが聞いているのは、ムツキが駄目にしたヨイチG-16の銃身の事である。
「あ〜…、今付けてるので、4本目…です」
「…そりゃ、怒られるわ…、その内オヤッサンの鉄拳が飛んでくるぞっと」
銃の部品は、基本的に消耗品である、…しかし物が不足している状況で、本来ならまだ使用できる物を一発で使用不能にして帰ってくるのだから、整備と補給をする者からすればたまったものではない。
そのため、ムツキは始末書を提出すると、その場で説教を受けていたのだ。
「先に始末書を書いて出してたんだよぉ…、また…、やっちゃってさぁ」
ムツキの言葉を聞いて、アーサーは『またか』といった顔をした。
「お前も、懲りないねぇ〜、…今月に入って何本目よ?」
アーサーが聞いているのは、ムツキが駄目にしたヨイチG-16の銃身の事である。
「あ〜…、今付けてるので、4本目…です」
「…そりゃ、怒られるわ…、その内オヤッサンの鉄拳が飛んでくるぞっと」
銃の部品は、基本的に消耗品である、…しかし物が不足している状況で、本来ならまだ使用できる物を一発で使用不能にして帰ってくるのだから、整備と補給をする者からすればたまったものではない。
そのため、ムツキは始末書を提出すると、その場で説教を受けていたのだ。