彼女から友達に、友達から彼女へ
#3 よからぬウワサ
いつもみたいに体育館にいくと、例の子がいた。
僕の方は、いつもどおり。
むしろ少し早いくらいだった。
珍しいなぁと思ったけど、干渉しない間柄。
僕はベンチに腰掛け、フルートのケースを開けた。
もう秋がやってきていて、体育館は肌寒い。
寒がりな僕は手をこすりながら楽器を組み立てる。
なんか視線を感じて顔をあげるも、いつものとおり二人だけ。
気を取り直して、ふーっといきを吹き込む。
シー。
今日はなんだか音が高い気がする。
楽器を調整して、もう一度。
やっぱりまだ少し音が高い。
今までは音だしの時に人がいなかったからかな?
少し緊張する。
よく彼女は練習姿見せて緊張しないなぁと、彼女の方をみた。
あ!
珍しいことは続くもんで、目が合った!
でも、一瞬でそらされてしまいました…。
なんか悪いことした?
朝からなんだか悲しい気分ですよ。
もう帰ろっかな。
僕はハートが弱いんです。
なんてブツブツ言いながら、片付け始めた。
僕の方は、いつもどおり。
むしろ少し早いくらいだった。
珍しいなぁと思ったけど、干渉しない間柄。
僕はベンチに腰掛け、フルートのケースを開けた。
もう秋がやってきていて、体育館は肌寒い。
寒がりな僕は手をこすりながら楽器を組み立てる。
なんか視線を感じて顔をあげるも、いつものとおり二人だけ。
気を取り直して、ふーっといきを吹き込む。
シー。
今日はなんだか音が高い気がする。
楽器を調整して、もう一度。
やっぱりまだ少し音が高い。
今までは音だしの時に人がいなかったからかな?
少し緊張する。
よく彼女は練習姿見せて緊張しないなぁと、彼女の方をみた。
あ!
珍しいことは続くもんで、目が合った!
でも、一瞬でそらされてしまいました…。
なんか悪いことした?
朝からなんだか悲しい気分ですよ。
もう帰ろっかな。
僕はハートが弱いんです。
なんてブツブツ言いながら、片付け始めた。