ONE


【大】


大か・・・・・
どうしよう。。
おしっ出ない! え



あたしは音が
漏れないように
携帯を握り締めた。



「ひどくね?」


前には携帯を耳にあてた
大がいた。


『あ・・やばっ』

「やばっ じゃねーよ。」

あたしはどうしたらいいかわからなくて
黙ったままでいた。



「んでさ。
どうして出ないんですか?奈々さーん。」

どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。(爆)


『あー・・
ちょっとお腹痛くて。
電話出れる状況じゃ
なくて・・』


「は?(笑)
お前嘘へたくそー!
あははっ」

やっぱりバレたか。
ま、大キレなくて
よかったー\(^O^)/爆



「んで本当の理由は?」

んっ来たかっ
ほんとのこと言うしか
ないよね・・。


『大・・
優衣のこと好き?』

なんか遠回しに
言っちゃったなー・・

「なんでー?」

『いやなんとなくっ!』

やっぱりだめっ・・
関係崩したくないよっ


「ふーん。ま、いいや。
じゃ遊びいこ♪
ゲーセンゲーセン♪」

『う、うんっ』


< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop