ハナ*ハナ
(・・・だいじょうぶだ・・・)
彼女を見つめながら
俺は自分に言い聞かせる。
(だいじょうぶ!
だいじょうぶだ!!)
「まだ、だいじょうぶだ!」
「え?」
はっとした。
どうやら今度こそ
声にだしていたらしい。
しかもかなり、大きな声で。
俺のその声に
おゆきさんだけじゃなく
まわりの通行人までもが
『なにごとだ?』
という顔でこちらを見ていた。
「なにが、大丈夫なんですか?」
「あっいや、そのっ」
まさか
『きみのことを思ってました』
なんて、口が裂けても言えるわけがない。
彼女の問いかけに
顔が赤くなっていくのを感じた
そのとき----------------。
彼女を見つめながら
俺は自分に言い聞かせる。
(だいじょうぶ!
だいじょうぶだ!!)
「まだ、だいじょうぶだ!」
「え?」
はっとした。
どうやら今度こそ
声にだしていたらしい。
しかもかなり、大きな声で。
俺のその声に
おゆきさんだけじゃなく
まわりの通行人までもが
『なにごとだ?』
という顔でこちらを見ていた。
「なにが、大丈夫なんですか?」
「あっいや、そのっ」
まさか
『きみのことを思ってました』
なんて、口が裂けても言えるわけがない。
彼女の問いかけに
顔が赤くなっていくのを感じた
そのとき----------------。