花びらあげようか【短編】
「あのお花…あのお花にみなこちゃんは”マリ”って付けてくれたよね。嬉しかった。まるとおんなじ名前。みなこちゃんは心の優しいステキな子だったから、お花が願いを叶えてくれたんだよ。」
自然と涙が溢れる。
「この世界はみなこちゃんの全てが詰まってる。オレンジの草はみなこちゃんの躍動感。水色の木は誠実さ、黄緑やピンクの空は温かさ…七色の雲はみなこちゃんの全てを写し出してくれるんだよ。だから、この世界はみなこちゃんらしいの…」
うんうんって何度も頷きながら涙を拭いながら聴き続けた。
自然と涙が溢れる。
「この世界はみなこちゃんの全てが詰まってる。オレンジの草はみなこちゃんの躍動感。水色の木は誠実さ、黄緑やピンクの空は温かさ…七色の雲はみなこちゃんの全てを写し出してくれるんだよ。だから、この世界はみなこちゃんらしいの…」
うんうんって何度も頷きながら涙を拭いながら聴き続けた。