Secret Romance*
「新田…今どんな状況か分かる?」
余裕たっぷりの口調で私は新田に尋ねた
「さぁ」
「どう見たってあんたは絶対絶命。
どう…悔しい?」
「別に」
―――ズルッ
「……は?」
「むしろ玉木ちゃんから誘われて
天にも昇る気持ち?」
新田が余裕の笑みで答える
「そのまま天に召されろ!
だいたい私は誘ってない!」
「だってこの状況はどうみたって…そうでしょ?」
――…え
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