Secret Romance*



散々、身体を重ねられて、散々ナカを犯された。



私は声が枯れるくらい鳴いて…それでも新田は腰の動きを止めようとはしなかった…





  □



更衣後…壁にもたれかかって、衣服を整える新田の背中を見つめていた。




「…ん?
何、玉木ちゃん…その物欲しそうな目は」


「…!」


してないっての!


私はキッと新田を睨みつけると、同様に衣服を整えた。





「あーぁ、本当に素直じゃないね…」


「私はいつだって素直よ!
あんたこそ、本当にその性悪根性どうにかしなさいよ」


本当に…どうして私ってこう一言も二言も多いんだろう…


「まったく…玉木ちゃんは俺を動かすのが上手だよね」


「……!」

近寄って来た新田に、危険を察知する。


でも、すでに遅かった。



「…ん…んふっ…」

クチッ…

頭を掴まれ、強引に唇を奪われる。







「ん…ぷは」


しばらくして離れた唇に、銀色の糸がツーッと伸びて切れた。






< 45 / 77 >

この作品をシェア

pagetop