Secret Romance*
散々、身体を重ねられて、散々ナカを犯された。
私は声が枯れるくらい鳴いて…それでも新田は腰の動きを止めようとはしなかった…
□
更衣後…壁にもたれかかって、衣服を整える新田の背中を見つめていた。
「…ん?
何、玉木ちゃん…その物欲しそうな目は」
「…!」
してないっての!
私はキッと新田を睨みつけると、同様に衣服を整えた。
「あーぁ、本当に素直じゃないね…」
「私はいつだって素直よ!
あんたこそ、本当にその性悪根性どうにかしなさいよ」
本当に…どうして私ってこう一言も二言も多いんだろう…
「まったく…玉木ちゃんは俺を動かすのが上手だよね」
「……!」
近寄って来た新田に、危険を察知する。
でも、すでに遅かった。
「…ん…んふっ…」
クチッ…
頭を掴まれ、強引に唇を奪われる。
「ん…ぷは」
しばらくして離れた唇に、銀色の糸がツーッと伸びて切れた。