Secret Romance*

「じゃあ図書室に行きましょう。
ここは少し騒がしいから」


そう言って新田を図書室へ誘導する



今の時間
図書室には誰もいない。

新田みたいな貧弱そうな優男
脅して白状さしてしまえばこっちのもんよ!

ふふふ…見てなさい
新田!

これからは私が主席であんたが次席!


学年トップに返り咲いてやるわ!




頭の中はそんな考えでいっぱいで…


新田の表情なんて…

見ていなかった。


< 5 / 77 >

この作品をシェア

pagetop