Secret Romance*
「…………は」

新田の本性…?


まさか…これは夢よね

「別に驚くことじゃねぇだろ?
あんたも猫かぶってんじゃん」


新田が笑う…

ドス黒い笑みで


「玉木の事だから
このまま黙ってるってことはないって思ってたけど…
まさか図書室で強姦とはね」


――!


「…な!違うわよ!」

すでに自分が猫を捨てていることなど気付かず私は否定した。


「へー…じゃあ聞きたくないんだ?
俺がどうやってテストで満点とってるか?」

「…え」

やっぱりこいつ!
なにか裏で…

「教えてあげようか?」

――!

「ただし…」

新田が近づいてくる



「なに…」

危険を感じた私は一歩後ろに下がる

「玉木が相手してくれたらね」

―――!

冷酷な笑みで
新田は言い放った。

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