虹の賢者
「だから、あんたたちに狙われる覚えはないわ!!」

オーシャンは怒りに任せて言い放ち、その男にアッパーを食らわしていた。


「あっ!!兄貴!!おのれ、よくも兄貴を!!」


兄貴と呼ばれた男が軽快に宙を舞っていた。


「だから、身に覚えのないことで攻撃される筋合いはないわ!!」


言いながらその弟分と思われる男を蹴っ倒していた。

しばらく戦っていく中、盗賊の親分は考えてオーシャンにひとつの質問をした。
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