虹の賢者
「うん…」


「うぅ〜ん、力仕事だからなぁ〜…」


ディアナは手伝えないように感じ少し落ち込んだ。悩みながらニコラスは頭をかいた。


「んじゃぁ、声をかけて励ましてやれ。そうすれば場所もわかるし」


「うん!!」


ディアナは明るく答えて、声をかけ始めた。


しばらくして、がれきの下からディアナの両親を助け出した。


「ママ、パパ!!」

「ディアナ!!」


ニコラスはやさしく家族の再会を見守っていた。
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