恋愛小説*゚


「うん。バイバイ?」

って私の言葉を聞いてから
田原君は自分の家へと向かった



家に入った私はすぐに着替えて
自分の部屋のベッドに寝転んだ

田原君の辛そうな表情を
思い出すと涙が出そうだった。
だけど、私が泣いたら絶対に
田原君も辛くなると思うと
涙を流しちゃいけないと思った

田原君は私を好きなのに
それでも私を応援してくれた。
絶対、辛かったと思う。
私が田原君の立場だったら
絶対に耐えられない。

田原君は強いんだね…
私、田原君の分も
頑張らなきゃいけないね。


しばらくして私はリビングで
夕食を食べて風呂に入り
コタツの中でテレビを見ながら
年が明けるのをまった。


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