恋愛小説*゚


必死でメールを返信してると
電話がきて名前の欄には
渡瀬君の名前が表示されてて
一呼吸して通話ボタンを押した

「はい、もしもし?」

「島崎さん、
 あけましておめでとー」

「あけおめでーすっ☆」

「あのさ…」

いきなり言葉を濁した渡瀬君が

「明日バイトある?」

って聞いてきた。

「うん、あるよ?」

「じゃあバイトのあと、
 初詣行かない?」

って予想外の言葉が返ってきて
驚いてしまった。


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