恋愛小説*゚

今日は確か田原君と
凛さん、店長と
一緒だった気がする…

そんなことを思いつつ
クルールームへ入る。

そこには店長とその隣に
私とタメくらいにみえる
知らない高校生がいた

「おはようございます」

これが従業員同士の
基本の挨拶である。
私が挨拶をすると店長が

「おお!島崎さん」

とにこやかに返し続けて

「この子は新しく入った
 渡瀬大-ワタセダイ-君、
 島崎さんと同い歳!」

と高校生を紹介する。

「宜しくお願いします」

そう頭を下げる渡瀬君

「あ、こちらこそ…」

と私も頭を下げた。


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