恋愛小説*゚


だって緊張してずっと
ドキドキしてて、
挨拶するだけでも声が
震えるのに、
普通の会話なんて
出来る訳がないじゃん!


家に帰るために自転車をこぐ
そしていつもの如く、
帰り道にある友達がバイト
しているコンビニに寄る

ドリンクコーナーを
ずっとうろうろして
ジュースを決め、
レジへ向かおうとしたとき

「島崎さん…?」

って聞き覚えのある声が
後ろから聞こえてきたから
振り向いた。

「へ?渡瀬君?」

振り返った私の正面に
制服姿の渡瀬君…。
声の主がわかった途端、
早まる鼓動…


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