恋愛小説*゚


9時―…

時計をみた私の口からはため息
長谷川さんは笑顔で

「ありがと♪
 上がっていいよ~」

って私にOkサインをだした。

「お疲れ様でーす…」

テンションの下がる私に
凪チャンが

「お疲れ様でーすっ!」

と元気よく返事をした。

凪チャンは大好きなサラダを
奢ってもらうのを条件に
延長をOkしたらしい。

私は奢ってもらわずに
早く帰ろう。

深呼吸をしてクルールームの
ドアを開ける。

そこにはすでに渡瀬君の
姿があった。


< 33 / 109 >

この作品をシェア

pagetop