恋愛小説*゚
着替え終わり更衣室から
出るとそこにはイスに腰掛け
シフト表と睨めっこしている
渡瀬君の姿があった。
私に気づいた渡瀬君は
「ちょっと相談あるんだけど
時間あるかなー?」
と聞いてきた。
「ん?大丈夫だけど、
相談って?」
相談、って言われても
私じゃたいした力には
なれないんだろうな…
と考えていた私の耳に
聞こえてきたのは
「凪さんのことなんだけど」
という私を落胆させるもので
あったのだ。