恋愛小説*゚


バイト先に着きクルールームの
ドアを開けるとそこには
すでに着替え終えた
田原君の姿があった。

「「おはようございます」」

と互いに挨拶をする。

私はすぐに着替え終え、
イスに腰掛け時計をみた。
……まだ30分くらいある、
よし、話しかけよう!!!!!

と決心したときだった

「星谷のこと、聞きました?」

と田原君から話しかけてくれた

「あ、昨日渡瀬君から
 聞きましたよ?」


田原君とはバイトを始めた日が
一番近いのにいままで
話したことがなかったから
なんか不思議な感じがした。


「島崎さんは凪さんの気持ち、
 気づいてますか?」

と苦笑いで聞いてきた。

「はい、昨日凪チャンに
 聞きましたよ…」

と私も苦笑い…

「四角関係ですよね?」

と複雑な顔をして言う田原君、
けど、四角関係って?

「えっ?三角関係じゃ
 ないんですか?」

「島崎さんも渡瀬君のこと
 好きだから四角関係ですよ?」

と笑顔で返されたことに
驚いてしまった…


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