恋愛小説*゚
「なんかみてて疲れる」
田原君がぼそっと呟いた。
「そうだね…帰りたい」
と私もため息を交えて言った。
「てかお前元彼どうすんの?」
「わかんなーい…」
関わりたくないんだけど、
バイトが同じとなると
そうもいかない…
「俺の予想なんだけどさー
絶対島崎と同じ時間帯で
バイト入れるんじゃね?」
「私もそう思います…」
「まあ、そうなったときは
俺がバイト変わってやるよ」
って優しく微笑んでくれた。
それに対して
「ありがとうっ!
田原君かっこいー」
と半分本音、半分冗談で
言ったんだ。そのとき
他の3人の視線が私に集まった