恋愛小説*゚
「ねえ、渡瀬君はどんな
女の子が好きなの…?」
私、今絶対顔赤いけど
暗くて表情がわからないから
だから聞けたこの質問。
「明るい笑顔の輝いてるコ…」
「へー…」
笑顔の輝いてる人かー…
難しいな…
楽しい時間は永遠に続かなくて
私の家の前についてしまった。
「今日はありがとう、
送らせちゃってゴメンね」
「送りたくて送ったんだから
気にしないでいいよ」
って言ってくれたことで
私の鼓動が早くなったことが
すぐにわかった。
「じゃ、バイバイ?
気をつけてね?」
と手をふったら
「斉藤のこと何かあったら
すぐに言ってよ?
じゃあなー」
って手を振り替えしてくれた
それがすごく格好よくって
好きって言葉が出そうになった