恋愛小説*゚


「…ありがとーっ」

私はすごく嬉しくて
泣きそうになった。

「ほんとに、いらなかったら
 捨ててもいいから…」

と言った渡瀬君は不安そうで
袋の中身がすごく気になった

「開けてもいい…?」

と私が聞くと渡瀬君は頷いた

袋の中には黒地にピンクの
可愛いボールペンが入っていた

「この前島崎さん、
 ボールペン無くしたって
 言ってたから…
 もし良かっら使って?」

って照れくさそうに呟いた

「…ありがとう!
 大事にするねっ」

私がそう言うと

「じゃあっそれだけだから!」

って言い残してすぐに
帰っちゃったけど、
でも本当に嬉しかった。


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