恋愛小説*゚


「そういえばそうだね」

って私も笑った

あの頃は渡瀬君と
仲良くなれるなんて
全然思ってなかったな、
なんてことを思い出した

あっ、アレを
渡さなきゃ!

「渡瀬君…コレ…
 気に入るかどうか
 わからないけど…」

と今日買ったものを
渡瀬君へ渡した。

「昨日のボールペンの
 お礼っ!」

と私はユニホームのポケットに
つけたボールペンを
指さして見せた。


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