恋愛小説*゚
「「お先に失礼しまーす」」
と二人が上がってからも
私は黙々と仕事をして、
ついにバイトが終わる時間に…
ため息をつきクルールームへと
向かっているとき肩をたたかれ
後ろを振り替えると駿の笑顔。
「李依、家まで送るよ」
って言い出した駿に私は
「いやいや、遠いいしいいよ」
って作り笑いで対応。
「いや…いいんだよ
俺が送っていきた…」
駿がそういいかけたときに
クルールームのドアが開き
そこには1時間前にあがった
田原君と渡瀬君の姿があった。
「あれ?なんでまだいるの?」
って聞いた私に
「は?お前何言ってん、
一緒に帰るからだろ?」
「いつも一緒に帰ってるしね」
って二人で話を合わせるから
私も一緒になって
「あ!そうだったね」
って話を合わせたんだ。そして
「だからごめん、
駿とは帰れないや!」
と駿に謝って上着を羽織り
田原君渡瀬君とともに
クルールームを後にした。