文学乙女
あたしは気疲れを感じつつ、タルトをつつく。





数分間の沈黙−。





このままどうなるんだろう……。





自分から口開くっていうのも、ちょっと抵抗があるし。





このまま話しかけられるのを待ってるのも相当時間かかりそうだし…。





ここはひとつ、流れに任せるしかないか−。





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