文学乙女
今日は3・6街(さんろくがい)でお祭りをやっているので、一緒に行く約束している。





数年ぶりに着る浴衣に袖を通すと、普段と違う自分の姿に少し違和感を感じた。




無理ないか。滅多に浴衣着ないし、こういう時でしか着れないからね。





お姉ちゃんに青い浴衣を借りて、髪型もおだんごに束ねた。





履き慣れない下駄で道を歩くのに、少々苦戦する。





特に、鼻緒辺りと足の裏が痛い(>_<;)





痛いけど、そこは我慢するしかないか……。





浴衣姿が珍しいせいか、宣ちゃんは口を開いたままポカンとしていた。





浴衣姿かわいいねと言われた時は、照れくさかったけど……(*-_-*;)





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