文学乙女
ウォークマンを止めると、両耳からヘッドホンをはずす。





借りた本の束から文庫本を取って、ページを開いた。




青年刑事を主人公にしているミステリー小説だ。





主人公・相馬さんは、刑事課に配属されたばかりの新人刑事。





普段は上司や先輩刑事のお茶汲みや掃除などの地味な雑用係。





いざ事件となると、鋭い能力と推理で事件を解決していく話。





その上彼の素っ気ないキャラクターもユニークに書かれている。





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