文学乙女
あたしは再びまじまじと児童書コーナーを覗く。





夢じゃない(*^^*)





一目会えただけでも、嬉しくてたまらなかった。





あまりの嬉しさに浸っている時、誰かにぽんぽんと肩を叩かれた。





あたしは我に返り、ふと振り向いた。





「あ…」





浸りすぎていたせいで、すっかり本のことを忘れていた。
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