ランチな二人
それでもめげずに、エリカは隣に座る荘司にしな垂れかかる。
「あたし、嶋村さんのために、頑張っちゃいましたもん。うまくいくに決まってます…」
―――ッッあぁぁ〜〜ッ!!???
思わず出ていきそうになるすんでのところで、思わぬ助け舟がはいった。
「上之内さん、事務所の方からお電話入ってますよ」
後からお店に入ってきた森川さんが、エリカにすっ…と携帯を差し出す。
森川さんッッ!!!今だけナイスッッ!!!
わたしが心の中でガッツポーズをとっていると、渋々荘司から離れたエリカと森川さんの間に静かな火花が散る。
…あれー…
…これって、三角関係の図式、だよね…?
立場的には渦中の人物になるはずが、この時のわたしは完璧に蚊帳の外…。
「あたし、嶋村さんのために、頑張っちゃいましたもん。うまくいくに決まってます…」
―――ッッあぁぁ〜〜ッ!!???
思わず出ていきそうになるすんでのところで、思わぬ助け舟がはいった。
「上之内さん、事務所の方からお電話入ってますよ」
後からお店に入ってきた森川さんが、エリカにすっ…と携帯を差し出す。
森川さんッッ!!!今だけナイスッッ!!!
わたしが心の中でガッツポーズをとっていると、渋々荘司から離れたエリカと森川さんの間に静かな火花が散る。
…あれー…
…これって、三角関係の図式、だよね…?
立場的には渦中の人物になるはずが、この時のわたしは完璧に蚊帳の外…。