★媚薬キス★
★囚われ デパート編
Mariaは喜んでいた。それも計画の1つだからだった…
「支度してくるね」
そう言ってMariaは屋敷から脱出を企んでいたので、バレないように貴重品を隠し持って、夜の散歩に大勢で出かけた。男10人の中の一人だけ女だから目立つから恥ずかしかった。そしてMariaは計画を実行した…
「私デパートに行きたいなぁ~」
すると男友達はワガママを聞いてくれた…
「ああ、そうしよう!」
大勢でデパートに向かった。そして着いた直後にMariaは言った…
「皆、ちょっと待っててね!」
そう言ってMariaはそこまでは誰も入れないのを知っていて化粧室に入って行った。Mariaは化粧室にいる女の人に協力をしてもらい、ウィッグと洋服を買ってきてもらった。そしてMariaは着替えて別人になって、男友達の前を通り過ぎてデパートを出た。そんな事も知らない男友達はずーっとMariaが出てくるのを待っていた…
「しかし、遅くねー」
「確かに1時間は経ってるぜ」
暫く考えて男友達は気が付いた…
「まさか!」
「さっきのって…」
慌てて男達は外と化粧室を探した。化粧室にはさっきまで着ていたMariaの服と値札があった…
「やられた!」
外を探しに行った男達も戻って来た…
「どうだった?」
「ダメだ居ない」
「そっちは?」
「Mariaの服と値札があった…」
「あの女(怒)」
男友達はMariaにかなり怒っていたが、竜二と慎だけはホッとしていた。不思議と関係をもつと今までとは違う感情に変わるからだった…
その頃Mariaは男友達が諦めて帰るのを遠くから見ていた。焦ったら計画が台無しになるから慎重だった…
【早く諦めて帰ってよ!う~ん寒い…コートも頼めばよかったかも…やっぱり10人は多いから目立つなぁ~って遠くから見て分かったけど、あの中にさっきまで私が居たんだよな(汗)】
すると、Mariaの携帯が鳴ったから慌てて出たら、その相手は彰だった…
「もしもし、今忙しいのよ」
Mariaは小声で話していた…