氷の女王に愛の手を

お次は大塚さんの得意ジャンプ、3A。


前向きから踏み切って軽々と跳び上がり、滑らかに着氷してくる。


大塚さんの凄い所は、なんといってもスケーティング技術。


氷を労わるような無駄のない滑らかなスケーティングや、エッジを深く使ったステップなど、正確で非常に高い技術力を持っている。


ただ滑っているだけで映える。まさに玄人好みのスケーターだ。


ステップを刻み右足を振り上げて跳び上がり、そのままシットスピンに続ける。


前傾姿勢の難しいシット。みんな大好きチェンジエッジを行って、両手を後ろに組み二回以上きっちり回る。


スピンの軸もポジションも綺麗。回転も申し分ない。


デスドロップの高さもあるし、まさにお手本フライングスピンですな。


スピンの後は3F。


ツイルズからイーグル。モホークから3F！


うーん、いつ見てもいい着氷。助走のスピードを殺さずに降りてくるから、ライティングも伸びるんだよね。